年々外国人観光客は増えています
最近、外国人観光客を目にする事がありませんか?職場の近くや通勤中の電車など、外国人観光客を見ない日はないと言っても過言ではありません。その理由の一つに、アメリカの大手旅行雑誌「トラベル+レジャー」が行った読者投票形人気観光都市ランキングで日本の京都市が2年連続で世界1位に選ばれたことや、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことなどがあります。また、日本のアニメ文化やおもてなし文化、カワイイ文化に感動した外国人観光客も多く、連日多くの外国人観光客が日本を訪れています。
日本政府観光局(JNTO)が毎月出している統計データを見ても日本を訪れる外国人観光客は年々増え続けています。
2020年には東京オリンピックの開催があり、さらに外国人観光客が大幅に増えると予想されています。
外国人観光客は平均12.4泊日本に滞在します。
この平均数は国によってばらつきが多く、ヨーロッパ系や中国人観光客は20泊以上と長く滞在し、アジア系(韓国・台湾・香港・シンガポール等)の観光客は10泊以下と滞在日数が短くなっています。
また、「観光・レジャー」を目的とした外国人観光客は全体の半分以上を占めています。「観光・レジャー」目的の外国人観光客は約8割が洋室中心のホテルに宿泊します。残りの2割は旅館に滞在します。やはり慣れた洋室を好む観光客が多いようですが、日本に数回訪れているベテラン外国人観光客は旅館を好んで選ぶそうです。
海外旅行に行った事がある方は分かると思いますが、その旅行先の滞在先のホテルで気持ちのよいおもてなしをされると、その旅行自体が全部いい気持ちのまま楽しめますよね。日本に訪れる外国人観光客も同じです。言葉が通じない、意思疎通が出来ない語学力の低い宿泊先はリストから自然と消されてしまいます。
先ほど書いたように年々増え続けている外国人観光客が平均12.4泊をホテルや旅館で滞在したら、滞在先のホテルや旅館は常に外国人観光客がいる状態だと思います。日本のホテルや旅館は外国人観光客に対して「日本の良さをたくさん見て楽しんでもらいたい」「おもてなししたい」「良い旅行にしてもらいたい」と思い、英語や中国語、スペイン語等が話せるスタッフに来て働いてほしいと切望しているのが現実です。
今こそ眠っている語学力を発揮するチャンスだと思いませんか?
英語を活かす・学びたい
リゾートバイトでは英語が出来ると時給などの待遇が良くなる勤務先がほとんどです。それだけ今日本には外国人観光客が訪れているからです。
英語圏の中でも特にアメリカ人が日本を良く訪れます。アメリカ人は流行に敏感で、日本の歴史的に古い建物や日本の作法や和食に大変興味を示します。
中国語を活かす・学びたい
中国人観光客はどんどん増えてきています。中でも2010年以降は毎年100万人を超えるほど日本に訪れています。
中国人観光客が増えた理由の一つに、中国国内の経済発展で裕福な人が増え、世界中に旅行する人が増えている事にあります。中でも日本は中国から近く、清潔で治安も安全という面から多くの中国人観光客が訪れています。
スペイン語を活かす・学びたい
スペイン人はツアーや旅行会社を通さず、個人で気ままに旅行する傾向が見られます。おそらくネットで調べたり、「ロンリープラネット」等のガイドブックを見て旅行先を選んでいると思われます。好奇心旺盛なスペイン人は他の外国人観光客に比べて旅館に宿泊する割合が高いです。