リゾートバイト「ホテルフロント」体験談
実は私が初めてのリゾートバイトに選んだのがこの「ホテルフロント」のお仕事でした。一見受付に立っているあまり動きのないお仕事のように見えますが、実際にはかなり動き回るお仕事で、英語を話す機会も思ったよりたくさんありました。ただ決して「英語が話せなければ務まらない」という訳ではなくて、最低限ひつような言い回しは3ヶ月も働けばマスターしているでしょう。
ホテルフロントで身に付くスキル
海外からのお客様とやり取りをしなければならない場面というのは、実はある程度限られています。なので、先輩スタッフが話しているのを丸暗記してしまえば必然的にホテルでの英会話が身に付いているということになります。
始めは少し難しく感じるかも知れませんが、頭で考える前に「慣れて」しまい、自然と話せるようになっているはずです。
また、意外と多いのが「道の説明」です。これからこちらにいらしてチェックインというお客様が周辺で道に迷っているというようなお電話であったり、お出かけになるお客様が行き先までの道をフロントに尋ねたりするのです。それも徒歩だったり車だったりするので目印になるものも変わってきます。なので、働いているうちに地理感覚であったり地図の見方、道の説明力などはかなり身に付きます。
求められるのは「臨機応変な対応」
「ホテルフロント」に求められるスキルは色々ありますが、やはり一番は「応用力」かと思います。
ホテルの仕事は分業されていますがその多くを「手すきの際にフロントが」済ませておくということが大半です。例えば部屋の消耗品の補充や照明の不具合であったり、お怪我をされたお客様をお部屋までお連れしたり病院へ連絡したりなど、とにかくイレギュラーな事態にいかに迅速に対応できるかで通常業務の進み具合(PC入力作業)なども変わってきます。
そうした「仕事の回し方」は、これまでの社会人経験を活かすチャンスです。